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美作総社宮文書4

4、岡本氏秀

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  「岡山県古文書集第3集」及び「美作古簡集註解」に収録されている。

   解読文              
     御折紙拝見申候、小井方出入之事被仰越候、前後之様体不存候、自然於爰元被申分共候者、
     相応之義不可存疎意候、三宅方他出候て、従我等返事申候、将又岩屋下城由ニ候哉、可然存候、
     相替事候者可被仰越候、恐云謹言
          十一月二日          岡太氏秀 花押
          日六
          福源  御返報

   美作古簡集の注釈
     氏秀は浦上氏の老臣岡本太郎左衛門とす、天正初年浦上氏の執政たりし人なり、
     文中三宅は三宅次郎右衛門なるべし、日六・福源は其の氏名1字づつ頭字を書したる
     ものなれど其の氏名及び事跡を詳にせず、福源は蓋し高田城主三浦氏の臣福島源太なるべし。