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美作総社宮文書22、花房職秀
「岡山県古文書集第3集」及び「美作古簡集註解」に収録されている。 解読文 総社之義、此方於味方中ハ聊不可有其煩候条、可御心易候、 若我等者共狼藉候者可預注進候、堅可加成敗候、恐々謹言 三月十四日 職秀 花押 小井甚五郎殿 まいる 花助兵 美作古簡集の注釈 職秀は宇喜多氏の将、荒神山城主花房助兵衛とす、小井甚五郎は総社宮の神主小井氏なり。 年暦を詳にせず蓋し毛利宇喜多二氏交戦中に出せしものなれば天正初年の文書なるべし。 花房職秀(ハナブサ モトヒデ)は津山の荒神山に居城する小領主であったが戦国時代勢力を拡大し宇喜多、豊臣、徳川に 仕えた全国レベルの有名な武将、江戸時代は幕臣として明治を迎え、現在子孫が東京在住。 |