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朱子学の部屋 へ ようこそ

このサイトでは江戸、明治期に活躍した朱子学者、陽明学者のうち
仁木家と関係ある人々の当館所蔵の書画を歴史研究のため広く公開しています。
皆様方のお役に立てますよう願っています。


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朱子学の部屋 

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朱子学について、

朱子学とは孔子(BC552-BC479)の教え(儒教)を南宋の朱熹(シュキ 朱子1130-1200)が集大成した思想である。
朱熹の学舎(白鹿堂書院)に掲げられていたのが「白鹿堂書院掲示 」と呼ばれる朱子学の聖典である。

日本では藤原惺窩(1516-1619)が日本朱子学の祖と言われている。藤原惺窩の弟子林羅山の家系が江戸で教えを広め、やがて幕府の昌平坂学問所で公 儀学問として隆盛を極める。

他方、京都で広まった京学派、長州・土佐で広まった南学派、薩摩で広まった薩南派、水戸では水戸学と呼ばれ、いずれも幕末の思想的中心となった。

朱子学は宇宙の森羅万象を包含する根本原理( 理気二元論 )を中核とする極めて広範囲な思想であるが、明治維新後の近代化の中で自然科学分野を洋学に明け渡し大きく衰退したが、人文分野(心理学、倫理学、政治 学、哲学等)では陽明学と共に自由平等博愛や民主主義の基底思想として現代に生きている。

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