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         OPTEST 未来学研究所へようこそ


          低成長がもたらす資本主義と民主主義の危機が迫るなか
          未来学研究所はいま暗黒のかなたに一筋の光明を見出した。

T、「火の鳥」の未来

未来社会をデザインするには「火の鳥」が参考になると言う人がいたので、
全12巻を通して読んでみました・・・でも、しかし手 塚治虫の未来は悲観的ですねー。
「火の鳥」で は、古代から西暦35世紀までのいろんな時代が描かれていますが
何れも内部崩壊で滅んでしまいます。例外が一つ、
縄文人だけがいい社会を築くのにこれは渡 来民の侵略で虐殺されてしまう。

テクノロジーの進歩は着実に見込んでいるのに対して
精神面での進歩は古代から全く認められてなく
未来も見込まれてないのが 崩壊の原因のようです。
ただ一途の望みは個人も人類も生まれ変わってやり直せるという
輪廻思想が組み込まれています、がしかし、
この輪廻思想とても2500年 前のインド哲学のままです。
もしかしたらこれ以上の精神的進歩は見込めないとの
2500年前の結論が輪廻思想を生み出したのかもしれません。

1970年代のバラ色の未来論が何時の間にか暗黒の未来になってしまいました。
これでは未来デザインに使えそうにありません。
とりあえず縄文人の二の舞を避 けるため安保法案が成立したのは良かった。


U、夢と消 えた脱工業化社会 へ続 く